第3回口頭弁論開催 次回日程は12月4日
「部落探訪」削除裁判・第3回口頭弁論報告
9月18日の第3回口頭弁論がさいたま地裁で行われました。関係者100人以上が傍聴を求め地裁に集まり、傍聴席を埋め尽くしました。法廷の傍聴者を目の前にして、被告は「これは裁判ではない、糾弾会だ」などと裁判所・裁判への不満を口にしていました。法にもとづき公平に判断するという司法への冒涜です。裁判長から「意見を聴く機会をもうけて進めていきます」とたしなめられるなどしていました。次回口頭弁論期日は、12月4日と指定されました。
弁護士の報告より
今回は事前に「請求の趣旨の拡張」を行いました。提訴後に新しく埼玉県内の8地区の記事が「曲輪クエスト」に追加され、現在全部で28の記事が掲載されています。8地区分の請求内容の拡張を行ったと報告がありました。
個別の記事により発生した人格権の侵害による損害について、具体的に主張する書面と片岡委員長からは、全国の同和地区問い合わせ(中央本部に報告があったもの)事例の2020年から2023年までの具体的な件数を紹介し、「部落探訪」が原因で婚約破棄になった事例とインターネッの影響で起きた事例を紹介する意見書を提出しました。